2018-04-18 第196回国会 参議院 本会議 第15号
東大合格を目指す人工知能、東ロボくんの開発プロジェクトリーダーを務められた国立情報学研究所の新井紀子教授は、著書「AI vs 教科書が読めない子どもたち」の中で、次のような趣旨の主張をされておられます。 日本の中高生の読解力は危機的な状況にある。その多くは中学校の教科書の記述を正確に読み取ることができていない。多くの人が成人するまでに教科書を正確に理解する読解力を獲得していない。
東大合格を目指す人工知能、東ロボくんの開発プロジェクトリーダーを務められた国立情報学研究所の新井紀子教授は、著書「AI vs 教科書が読めない子どもたち」の中で、次のような趣旨の主張をされておられます。 日本の中高生の読解力は危機的な状況にある。その多くは中学校の教科書の記述を正確に読み取ることができていない。多くの人が成人するまでに教科書を正確に理解する読解力を獲得していない。
これを見ていきますと、一九八四年から一九九五年にかけて、当初八四年には全体の四分の三を占めていた九百五十万円以下の家庭、つまり一般的な家庭からの合格者が大半を占めておりますが、九五年にかけて確かに高額所得者の東大合格者が急速に増えてまいります。これは、中高一貫校、私学が急速に東大合格者を伸ばした時期と一致をしております。
実は、先般のサンデー毎日には「「中高一貫教育校」強さの実態 東大合格者数ベスト二十を独占」このような記事もあるわけなんですが、こうした記事の中からも、受験教育という意味としてではなく、すぐれた才能をはぐくむことも個性重視の教育として大事なことは私も十分承知をしているところでもございますが、要は設置者の考え方、設置者の設置目的、また、父兄の期待像にかかっていると思うわけであります。
東京都の、文部省が先ほど来問題にしておる、私が問題にしておる三十八年通達を出したその時点、東京の第一区内部立高校の現役、浪人を含めての東大合格者――ここの第一区というのは学校が全部で十二校あるんです。この中で三つの学校で圧倒的にそこへ東大合格者が集中している。日比谷に百六十七名、小山台に四十四名、九段に十六名。これはよくいろんな本に引用される数字ですから有名な数字なんですよ。
第一、春になると決まったように週刊誌、新聞等が本年度の東大合格者百人に聞きましたとか、あるいはテレビでもあなたは塾に通いましたか、通いませんかとか、いかにも浪人して塾にでも通えば東大に入れる、あるいは旧制帝大に入れるんだというようなことであります。これは商業主義ですから、特に週刊誌等は売れればいいわけですから、無責任にやる。
○勝又武一君 大臣、ここに四月四日の週刊朝日があるのですが、その中に国・公立校ほか大学合格者高校別一覧という速報がございまして、これ見ますと、東大合格者高校別ランキングを見ましても、国立大附属高校というのは、言われているところの一流大学への合格率というのがきわめて高い高等学校ですね。
ことしも入学試験が大体終わりまして各誌にいろんなデータ等が出てきておりますが、これは近年の傾向ですけれども、私立の高校を出た人の方が、たとえば東京大学を取り上げましても非常に多いわけでして、ことしについても、週刊朝日の資料によりますと東大合格のランキングの中で、ベストテンの中で国公立の高校はわずか国立が三校、県立が一校、あと六つは私立になっておるわけでして、五十位のうち半分近くは大体私立と、こういうことになっておるわけですけれども
それで、ここにちょうどけさ方切ってきたんですが、「東大合格者高校別一覧、都道府県別全氏名、速報・決定版」、それはここに京都大学、阪大、一橋大等数校挙がっておりますし、これはどなたも目を通されたことと思いますが、これはもう各一流週刊誌全部ですね。恐らくこれから二十日間ぐらいにわたって第二弾、第三弾が出てくると思います。
いま有田委員が御指摘になりました新聞、週刊誌等が東大合格者、一流大学合格者等をあのような形で発表いたしておりますことを、もうきわめて苦々しい気持ちで私は受けとめております。また、マスコミがどういう新入社員の採用の仕方をしているか。先ほど田渕委員にもお答えをいたしましたけれども、企業の側にも高度成長時代からもう安定成長に移った、人材をどう確保していくか。
ところが、なぜそういうふうに三月になって有名校、特に東大等の合格風景をテレビで流し、新聞で、写真で流し、その後フォローして各週刊誌で東大合格者出身県別一覧表、これは大学は発表していませんよね、氏名は。それなのに全部それを調査網を動員して個々に調べ出してそれを発表する。これは私はもう名前は言いませんが、そういう責任者に会ってみた。
これはまあ、一流紙はどうか知りませんが、週刊誌は一流週刊誌からすべてが、三月になったら、東大合格者一覧表、そこに通る高等学校、どっちがよけい通ったという順位比べ、あるいはそれに行くために東京と大阪にはどういう大きな塾が、というようなことをもう競って出しますね。それからテレビが、大臣もお出になりましたように、本日、東大合格者発表があって、ここにお呼びした五十人の生徒が合格いたしました。
それよりもむしろ村松参考人がジャーナリズム御出身だから多少の皮肉になるかもわかりませんけれども、いま学歴社会を批判攻撃するのはマスコミで大変激しいわけですけれども、しかしながら、ことしを見てみましても、サンデー毎日を初め週刊誌は、東大合格者はどこどこだ。これによけい入ったのは何々高校、ということを大変な勢いでこれを取り上げている。